重い物を持つ現場作業で手がしびれる男性必見!首の神経障害を防ぐ7つの対策法

建設業、介護職、物流業など、重い荷物を扱う現場で働く男性の皆さん。最近、「重い物を持った後に手がしびれる」「握力が落ちてきた気がする」といった症状に心当たりはありませんか?これらの症状は、単なる疲労ではなく、頸椎ヘルニアや胸郭出口症候群といった神経障害のサインかもしれません。

現場で働く男性の体は、日々重い負荷にさらされています。しかし、正しい知識と予防法を身につけることで、これらのリスクを大幅に減らすことができます。本記事では、”働く体”を守るための実践的な対策法をご紹介します。

目次

現場作業で起こりやすい首の神経障害とは?

頸椎椎間板ヘルニア

頸椎(首の骨)の椎間板が飛び出し、神経を圧迫する病気です。重い物を持つ際の不適切な姿勢や、繰り返しの動作が原因となることが多く、首から肩や腕へと伸びる神経経路に沿って痛みやしびれが現れます。

胸郭出口症候群

済生会によると、胸郭出口症候群は「首と胸の間にある通路で神経が圧迫され、手がしびれたり、腕に力が入りにくくなる神経の病気」です。主な圧迫箇所は:

  • 首の横の筋肉(斜角筋)の間
  • 肋骨と鎖骨の間
  • 脇の下

特に腕を上げ続けたり、逆に腕を垂らしていたりすると症状が出ることが特徴的です。

なぜ男性の現場作業員に多いのか?

1. 筋肉量と過信の落とし穴

男性は一般的に筋肉量が多く、重い物を持つ作業に従事することが多いため、つい無理をしがちです。「まだ大丈夫」と思って限界を超えた負荷をかけ続けることで、神経障害のリスクが高まります。

2. 作業環境による負担

  • 長時間の同一姿勢:重機操作や細かい作業
  • 反復動作:同じ動作の繰り返し
  • 不適切な姿勢:前かがみや首を反らした状態での作業

3. 疲労の蓄積

現場作業では休憩を十分に取れないことが多く、疲労が蓄積しやすい環境にあります。

危険な症状:こんなサインは要注意!

以下の症状が現れた場合は、早急に医療機関を受診することをお勧めします:

レッドフラッグサイン(危険な警告症状)

  • 急激な握力低下
  • 手指の感覚が鈍くなる
  • 夜間や安静時の強い痛み
  • 発熱を伴う首や腕の痛み
  • 両手に同時に現れるしびれ

日本整形外科学会では、「腕を持ち上げて、ぐーぱーを繰り返した際に、症状が強く出る場合、胸郭出口症候群の可能性がある」と説明しています。

7つの実践的予防対策

1. 作業前後の首・肩ストレッチ

朝礼時のストレッチ(5分)

  • 首を左右にゆっくり倒す(各10秒×3回)
  • 肩を大きく回す(前後各10回)
  • 首を前後にゆっくり動かす(各10秒×3回)

作業後のクールダウン(10分)

  • 両手を頭の後ろに組み、胸を張る姿勢を30秒キープ
  • 片手で反対側の首筋を伸ばす(左右各30秒)

2. 腹圧を意識した正しい持ち上げ方

基本姿勢

  1. 荷物に体を近づける
  2. 足を肩幅に開いて膝を曲げる
  3. 腹圧をかけて(お腹に力を入れて)持ち上げる
  4. 背筋を伸ばし、首は正面を向く

NGポイント

  • 膝を伸ばしたまま腰だけで持ち上げる
  • 荷物から体が離れた状態で持つ
  • 首を曲げた状態での作業

3. 作業姿勢の改善

  • 前かがみ作業を減らす:作業台の高さ調整
  • 首の負担軽減:定期的な姿勢変更(30分に1回)
  • 適切な休憩:1時間に5分の首・肩の休息

4. 疲労管理と体のケア

温熱療法

  • 作業後の首・肩の温めで血行促進
  • 温かいタオルやカイロを活用(15-20分)

十分な睡眠

  • 首に負担をかけない枕の使用
  • 7-8時間の質の良い睡眠

5. 筋力強化エクササイズ

首・肩周りの筋力アップ

  • 首の等尺性運動(手で軽く押さえながら首を動かす)
  • 肩甲骨を寄せる運動
  • 週2-3回、各運動10回×3セット

6. 作業環境の整備

  • 適切な作業高さの確保
  • 照明の改善で無理な姿勢を避ける
  • 重量物の分散や補助具の活用

7. 定期的なセルフチェック

毎日の確認項目

  • 握力に変化はないか
  • 手指の感覚に異常はないか
  • 首や肩に持続的な痛みはないか

よくある質問と回答

Q. 握力が落ちてきた気がします。危険ですか?

A. 急激な握力低下は神経障害の重要なサインです。特に以下の場合は早急に整形外科を受診してください:

  • 1週間で明らかな握力低下を感じる
  • 細かい作業(ボタンを留める、小銭を掴む)が困難
  • 物を落としやすくなった

Q. 痛みがあっても仕事を続けて大丈夫ですか?

A. 無理は絶対に禁物です。痛みは体からの警告信号です。以下の対応をお勧めします:

  • 軽い症状なら作業方法の工夫と休息で様子見
  • 持続する痛みや症状悪化時は医療機関受診
  • 必要に応じて作業内容の調整を上司に相談

Q. ストレッチはいつ行うのが効果的ですか?

A. 以下のタイミングが最も効果的です:

  • 朝礼時:体を温めて怪我予防
  • 昼休憩時:午前中の疲労をリセット
  • 作業終了後:1日の疲れを解消
  • 入浴後:筋肉が温まった状態で実施

まとめ:働く体を守ることは、家族を守ること

現場で働く男性の皆さんにとって、体は最も大切な「道具」です。頸椎ヘルニアや胸郭出口症候群は、適切な予防と早期対応により、そのリスクを大幅に減らすことができます。

今日から実践できること

  1. 正しい荷物の持ち方を意識する
  2. 作業前後のストレッチを習慣化する
  3. 疲労を溜め込まず、適切な休息を取る
  4. 症状に変化があれば早めに相談する

**「働く体を守ることは、家族を守ること」**です。安心して働き続けるために、まずは今日紹介した予防法から始めてみませんか?症状が気になる方は、一度専門医に相談し、体を整えることをお勧めします。

健康な体で長く働き続けるためにも、日々のケアを怠らず、無理をしすぎない働き方を心がけましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次